子宮頸がんワクチンのお知らせ

ページ番号1003294  更新日 令和5年4月14日

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子宮頸がんについて

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。
子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。
特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患者が増えています。

子宮頸がんワクチンの概要

HPVワクチンは予防接種法に基づき、平成25年4月から定期接種として実施しておりますが、接種後にワクチンとの因果関係を疑われる副反応が現れたことから、国の方針に準じ同年6月14日より積極的な勧奨を差し控えておりました。
その後、子宮頸がんワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたため、令和4年4月より積極的勧奨が再開となりました。

子宮頸がんの要因となるHPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。
また、平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女性で、定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)に接種を受けていない方に対して、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。

子宮頸がんワクチンの種類と効果

HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
現在、日本国内で使用できるワクチンは、次の3種類があります。

・2価ワクチン(サーバリックス)
・4価ワクチン(ガーダシル)
・9価ワクチン(シルガード9)

サーバリックス及びガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
シルガード9は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

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